はじめましての方ははじめまして!ちょもくろと申します。
カジュアルに対人を取り組みつつ、リアルイベントにも顔を出すタイプのオタクとして、
ウマ娘を120%楽しんでいる者です。
この記事を書いている3/5現在はさいぷちっ!さんに所属させていただいておりますが、
昨年の中頃までは、きたちゃんぶらっくに所属させていただいておりました。
きたちゃんぶらっくではサークル活動の一環として、サークルリーダーであるおりばーさんが主体となって、
2021年の年末に行われた「コミックマーケット99」にて
ウマ娘ファンブック「きたちゃんぶっく」を頒布した過去があり、
当時メンバーだった僕も、末席ながら寄稿させていただいておりました。
そして、ウマ娘のファンブックに自分が寄稿できる、面白い内容とは…?と、考えたときに、
約7年、アミューズメント業界に携わっていた経験が活きるのでは、という発想で生まれたのが、
ウマ娘に登場するクレーンゲームを業界人的な視点で紐解く「ゴッド・オブ・クレーンゲーム」でした。
今回は、うまっちんぐ!に記事投稿機能が追加されたということで、
ゴッド・オブ・クレーンゲームの出張版として、短いながら考察を投稿させていただきたいと思います。
ウマ娘をプレイしている皆さんはご存じかと思いますが、
ゲームをプレイしていると、ローディングの際に「1コマ」が表示されるかと思います。
こういうの
各ウマ娘のキャラクター性を掘り下げるような内容となっているかと思いますが、
上記画像、サトノダイヤモンドの1コマでは、
「サトノダイヤモンドの実家には、クレーンゲームが置いてある」と読み取れる内容となっています。
今回はそんな1コマの内容にフォーカスして、
「サトノダイヤモンドの実家にあるクレーンゲームはどの機種か」を考察していきます。
サトノダイヤモンドはそのビジュアルや性格からして、おおよそクレーンゲームとは程遠い、名家のお嬢様、というように受け取れます。
にも関わらず、1コマでも掘り下げられているように、サトノダイヤモンドはクレーンゲームが得意、
という設定があります。
親愛度低いのは見ないで
これはなぜか?一見すると非常に不思議ですが、ここに機種を紐解く上でのヒントがあります。
サトノダイヤモンドについて、公式サイトでは「ある資産家の娘」と紹介されています。
また、現実世界におけるサトノダイヤモンドの株主である「里見 治」氏が、
セガサミーホールディングス株式会社の取締役社長であることから、ウマ娘ファンの間では、
「サトノダイヤモンド=セガサミーの関係者(おそらく社長の娘?)」というのが一般的な見解とされています。
そして、セガサミーの関係者であるということから、
「サトノダイヤモンドの実家にあるクレーンゲーム機はセガ製である」という説が立てられます。
次に、セガ製のどの機種なのかを考えます。
本家(?)ゴッド・オブ・クレーンゲームでも触れましたが、
世のアミューズメント施設に設置されているほとんどのクレーンゲーム機は、
「実力機」と「確率機」の2種類に区分できます。
それぞれについて解説すると非常に長くなってしまうので割愛しますが、
「実力機」は「プレイヤーによる操作のみで獲得できる」機種を指し、
「確率機」は「それまでの投入金額や景品の獲得具合で、獲得できるタイミングが確率で操作されている」
機種を指します。
確率機は、「取れるか取れないかを演出することで生まれるワクワク感」と、
「意図した売上・利益率に安定して到達させる」ことを目的としているため、
基本的にプレイヤーの実力で獲得することはできません。
ここで1コマに立ち返ってみると、
「お上手ですのねっ!」、「家にあるものと同型機でラッキーでした…♪」というセリフから、
「サトノダイヤモンドの実力によって、景品であるぬいぐるみを獲得できた」というように
受け取ることができるかと思います。
このサイズのぬいぐるみは基本的に原価800円
サトノダイヤモンドの実力で獲得できる機種、ということから、
セガ製であるという説に加え、
「サトノダイヤモンドの実家にあるクレーンゲーム機は実力機である」という説が立てられます。
ここまでで「セガ製の実力機」というところまで絞ることができましたが、
「セガ製の実力機」というだけでもおそらく10種類はあるかと思われます。
そこで、「サトノダイヤモンドとメジロマックイーンがお出かけをした先に設置されている」という点から、
種類の絞り込みを行いたいと思います。
お出かけ先については言及されていませんが、様々なウマ娘のお出かけ時育成イベントから鑑みるに、
おそらく「府中周辺」であると考えられます。
次に、府中周辺であると仮定した上で、
府中エリアに存在するゲームセンターと、その店舗に配置されているであろう機種を考えます。
府中エリア周辺には、
「タイトーステーション 府中くるる店」と、
「プラザカプコン ミッテン府中店」の2店舗が存在しました。
個人営業のゲームセンターや、規模の小さい中小規模のゲームセンターの場合は、
マシンのリース費用や購入費用とそれを償却するだけの採算の面から、最新機種ではなく、
数年前~十数年前に発売された型落ちの機種を多く設置している場合がほとんどです。
対して、全国的に展開している大手ゲームセンターの場合は、
資本力を武器に、最新機種が複数台設置されている場合がほとんどとなります。
そして、府中駅前に存在する2店舗はどちらも大手に属するゲームセンターとなるため、
「最新機種が設置されている」という説は非常に濃厚であるように思われます。
つまり、「サトノダイヤモンドがプレイしたクレーンゲーム機は最新機種」という説が立てられます。
ここまでに立てた3つの説をまとめると、
サトノダイヤモンドの実家にある機種は「セガ製の実力機で、最近発売された最新機種」となります。
セガのポータルサイトには、セガによって発売されているクレーンゲーム機の一覧が掲載されています。
この中から該当すると思われる機種を探していきます。
最新機種と言うとざっくりしているため、おおよそ5年ほどで次世代機が出ている傾向を鑑みて、
2022年から2017年の間にリリースされた機種とします。
2022年から2017年の間にリリースされた実力機となると、もう1機種しかありません。
ということで、
で間違いありません。
こいつめちゃくちゃオペレーションしやすいんだよね
ということで、
サトノダイヤモンドの実家にあるクレーンゲームは「UFO CATCHER 9 third」という結論になりました。
何をクソ真面目に書いているんだという話ですが、調べてみると意外と考察しがいがあり、面白かったです。
本家ゴッド・オブ・クレーンゲームでも感じましたが、競走馬の出自を、
ウマ娘のキャラクター要素として、1コマやウマ娘のヒミツのようなフレーバーに取り込むことで、
作品としての、キャラクターとしての深みを出している点は非常に好感が持てるし、
僕はウマ娘のこういうところが好きなんだろうな、としみじみ思います。
短めに考察するつもりですが3000字超えのそこそこボリュームとなってしまいました。
次回があるかは分かりませんが、気が向いたらまた書いてみたいと思います!
ここまで閲覧いただきありがとうございました。